2017年12月30日土曜日

【知見共有:「シンギュラリティ」を提唱したレイ・カーツワイルのNHKの番組でのコメント
□分類:未来予測

年末NHK・ETVで放送されていた「超AI入門」はなかなかエキサイティングな内容だった。その特別編を昨日見た。
「シンギュラリティ」。
人間とAIが融合し、人間の進化が飛躍的に加速する時のこと。それは、2045年。
これを10年前に提唱した、レイ・カーツワイル。
グーグルの技術部門のディレクターで未来学者で人工知能の権威。
彼がインタビュー映像で登場し、シンギュラリティの具体像を示していた。
その発言のポイントは以下の通り。
❶「指数関数的(ex.1年で2倍に変化、つまり、7年で128倍)」な技術の変化により、
・ゲノム解析が完了する
・医療用ナノ・ロボット(血液中に送り込める超微細なサイズのロボット)が完成し、
癌やエイズなど免疫が役に立たない病気や老化に対抗てきる。
❷仮想現実をVRメガネなどを付けずに、脳内や神経系の中で行えるレベルになる。
❸脳の思考をつかさどる部分をインターネットに直接つなぎ、人の思考が拡張される。
❹太陽光による無限のエネルギー資源の低コスト化が実現できる。
また、レイ・カーツワイルは「知能」を次のように定義していた。
知能=「"限られた資源"を用いて問題を解決する能力」。
この"限られた資源"の一つが「時間」。
つまり、知能とは、限られた時間内で、問題を解決する能力としている。
ポイントは、脳科学の深化とAI技術の進化。
身体の強化と思考の拡張が人になされる。
2045年に僕が生きていたら82歳。身体の強化と思考の拡張がなされている僕ががいるの?
身体の強化と思考の拡張がなされてたコミュニケーションとはどのようなものなのだろうか?

※その他、言語哲学者や理論物理学者の権威が登場して興味深いコメントをしているけどここでは割愛。